痩せたい箇所で選ぶ

蝶を見上げる女

美容整形は、紀元前からおこなわれていました。
古い時代では、罪人への刑罰のひとつに、鼻を切り落とすというものがありました。
その鼻を元に戻すために、美容整形がおこなわれていたのです。
また1800年代になると、ヨーロッパでは鷲鼻を削ってまっすぐな鼻筋にするという手術がおこなわれるようになりました。
日本で美容整形がさかんになったのは、戦後からです。
食文化やファッションなどにおける欧米化に伴い、見た目も欧米人のようになることに憧れる人が増え、鼻を高くする手術や二重まぶたにする手術などがおこなわれるようになったのです。
当時は形成外科という診療科が手術をしていましたが、需要が増えるにつれて、そこから美容目的での手術のみをおこなう美容外科が独立するようになりました。

当時の日本は、高度経済成長期と呼ばれるほど国が豊かになっていました。
そのため生活の余裕のある人が増えていき、それによって美容外科に通う人も増えていったのです。
需要の高まりに合わせて、整形技術もどんどん向上していきました。
高度経済成長期が終わると、今度は比較的安価で施術してもらえるプチ整形が流行し始めました。
メスを使わずに二重まぶたにすることのできる埋没法や、手軽にしわを目立たなくさせることのできるヒアルロン酸注射などです。
体への負担も金銭的な負担も少なくて済むため、それまで手術に抵抗のあった人でも気軽に受けることができるようになりました。
現在は高齢化により、年をとってからの人生が長くなったため、アンチエイジングのための施術を希望する人が増えてきています。
このように、時代によって需要の変化はありますが、美容整形自体は今後も多くの人々に注目され続けると予測されています。